2016年に「住宅省エネリノベーション促進事業」を利用し
外窓のガラスをすべて真空ガラスに交換されたN様邸
今回、リビングの大きな窓の内窓へ真空ガラスを入れることに
左のサーモ画像は内窓を外した状況
アルミの下枠がかなり冷えているのがわかります
撮影当時の外気温は約9℃、一番冷えている下枠とほぼ同じです( ゚Д゚)
右のサーモ画像はガラスを入替後の内窓を建てた状況
円の中心部付近の温度に大差はありませんが
画面内の平均温度を比較すると4℃ほど上昇しています
(左側上部にエアコンがあります)
今回、窓際で遊ぶわが子が少しでも暖かい部屋で過ごせるようにとのご両親の思いからのご依頼でした
盛岡市内のマンションで多くみられるのが
「1枚ガラス」+「1枚ガラス」のアルミ+樹脂の二重窓、この組合せの場合の熱貫流率は3.23(W/㎡K)
これを内窓のガラスを「高断熱ペアガラス」に交換した場合は
熱貫流率が1.71までアップします
こちらのN様邸の組合せですと、交換前は2.26だった数値が1.40までアップしています
数値だけでは何やらわかりませんが、このような大きな窓では数値が少し違うだけで温度が体感できるほど違ってきますよ
*YKKAPプラマードUカタログ「二重窓の仕様別熱貫流率」参照